冬のケケルタルスアクの風景 グリーンランドの風景

冬のケケルタルスアクの風景 グリーンランドの風景冬のケケルタルスアクの風景 グリーンランド・ドッグと犬ぞり グリーンランドの風景

グリーンランドで話されているグリーンランド語の一つ「カラーリット語」で「大きな島」を意味するケケルタルスアクは、グリーンランドの首都ヌークから約560キロメートルほど北方に位置する「ディスコ島(ケケルタルスアク島)」にある人口約830人(2020年)の町。島そのものは「大きな島」の名前の通り、面積約8,600平方キロメートルと世界の島でも87位、沖縄本島(約1206平方キロメートル)の約7倍もの面積を誇るが、町は小さくこじんまりとしており、北欧でよく見られる青や赤のカラフルな家々が印象深い美しい場所だ。そんなケルタルスアクの町の一角を切り取った風景には、世界最古の犬種の一つといわれるグリーンランド・ドッグの凛々しい姿と、地元で暮らすカラーリット(イヌイット)の人々の伝統的な冬の生活には欠かせない犬ぞりが写っている。