プロックフィスクル

プロックフィスクル

アイスランドの郷土料理「プロックフィスクル」

プロックフィスクルは、アイスランドで食べられている「お魚のシチュー」。魚のホワイトシチューのような料理です。「お魚のシチュー」といっても一般的にイメージされるようなスープに具(魚や肉・野菜など)が入った(水分量の多い)シチューというより、魚とジャガイモ、タマネギなどを使って作る、どちらかというとシチューとグラタンの間のような料理です。元々は、手元にある大事な食材を余すところなく使うために考案されたともいわれる料理で、アイスランドではよく見かける料理。魚が好きな日本人にも食べやすくて、どこか親しみのある味わいの料理です。

プロックフィスクルの具として、魚は主にタラまたはHaddockとよばれるコダラ(ヨーロッパではよく食べられているタラの一種)が使われます。地域や家庭、作り手によっても多少レシピは違いますが、魚をまず焼いて(または煮て)からほぐし、バターでいためたみじん切りの玉ねぎに牛乳と小麦粉を加えて作るホワイトソースに加え、さらにみじん切りにしたジャガイモを入れて加熱し、塩胡椒で調味して完成。本式には羊の脂肪をかりかりのクランチーになるまで加熱したものをトッピングしたりもします。「ルグブロイス(ルーグブロイス)」(Rúgbrauð)と呼ばれるアイスランドのライ麦パンと共に食べるのが地元流。アイスランドの美味しいバターも欠かせません。