2024年10月11日
北欧 旅の基本情報スウェーデンの基本情報

スウェーデン旅の基本情報

公開日:2007年6月22日   最終更新日:2019年5月13日 Hokuo Guide

ストックホルム

スウェーデン Kingdom of Sweden 旅の基本情報

旅券と査証

最初の入国の日から数えて180日の間で、最大90日間の滞在ならヴィザ(査証)は必要ありません。(180日間の間に何度か出入りする場合は念のために大使館に問い合わせてください。)入国時に必要なパスポートの残存期間は滞在日数プラス3ヵ月以上となっています。スカンジナビア各国間の移動の際、国境での検査はなく基本的に手続きも必要ありませんが、パスポートは常に携帯しておくようにしましょう。

在日スウェーデン大使館

スウェーデン大使館
〒106-0032 東京都港区六本木1-10-3-100
(最寄駅南北線六本木一丁目駅)
TEL: 03-5562 5050 FAX: 03-5562 9095 E-mail: info@sweden.or.jp
開館時間 平日: 9:00 – 12:30 / 13:30 – 17.30

在スウェーデン日本大使館 (Sweden Embassy of Japan)

Ga”rdesgatan 10 S-115 27 Stockholm Sweden
Tel: +46-(0)8-5793-5300 Fax: +46-(0)8-661-8820
在スウェーデン日本大使館ホームページ

通貨

    通貨の単位はスウェーデン・クローナ(Krona)です。国際表示(空港の両替等での表示)は「SEK」ですが、国内で普段使用されている表示は「kr」です。ノルウェー、デンマークも「kr」なので、幾つかの国を訪問するときは混乱しないように注意しましょう。

    クローナの下位補助単位はオーレ(ore)で、1kr=100oreです。紙幣は20kr、50kr、100kr、500kr、1000krの5種類、硬貨は、50 ore、1kr、5kr、10krの4種類があります。日本円との交換レートは2017年11月現在、1スウェーデン・クローナ(1kr)=約13.5円です

    本日のレート

    スウェーデンはEU加盟国ですがデンマークと同じく、欧州統一通貨のユーロの導入はまだしていません。フィンランド等から入国するときは両替を忘れないようにしましょう。

両替

    空港の両替所や市内の銀行で、日本円の現金もしくはトラベラーズチェックから簡単に両替できます。

    また最近では、クレジットカードのキャッシングサービスが非常に便利です。使い方はATMにクレジットカードを挿入し、暗証番号を入力後必要な金額を選択するだけ。50クローナ、100クローナ等指示した金額が現地通貨で出てきます。

    言葉を交わさなくて良い等簡単な上、キャッシング利用の手数料と、現金などを両替した際の手数料を比較するとお得な場合もあり助かります。利用の際にはATMにVISAやMASTERなど使用可能な種類のクレジットカードのシールがある事を確認してください。北欧諸国は治安に問題はありませんが、暗証番号を入力する時、お金をおろす時は、背後には十分気をつけてください。

    銀行の営業時間(おおよその目安)

    月~金曜 9:30~15:00
    木曜日は16:00か17:30まで 土・日曜 休業

    空港の両替所営業時間

    ストックホルム国際空港(アーランダ空港) ターミナル5到着ロビー
    am5:00~pm8:30(無休) ATM am6:00~am 2:00

    X-Change SEB Exchange FOREX Bank

電話

    スウェーデンに限りませんが、一般的にホテルの部屋から電話をかけると、通話料のほかに交換手数料をとられるので割高です。ロビーや町の公衆電話からかけるほうがよいでしょう。空港や大きな駅などまだ限られた場所にしかありませんが、クレジットカードが使用可能な電話もあります。KDDIなどが発行している国際電話カードも割安です。その他現地のテレフォンカードも、駅キオスクなどの売店で購入することができます。料金は60、100krの2種類です。

    スウェーデン国内で市内通話に必要な最低料金は2kr(スウェーデン・クローナ)。1、5、10krの硬貨が使用可能です。公衆電話はコイン用とテレホンカード用があります。

    電話のかけ方は基本的に日本と同様で、まずコインを入れてから、ダイヤルします。おつりは出てこないので小銭を用意しましょう。

    国際電話は一般電話や公衆電話からもかけることができます。

    スウェーデンから日本への直通電話のかけ方

    国際電話をかける場合はダイヤル直通00です。日本の国番号「81」の後、日本の市外局番の初めの0を取ってダイヤルします。例えば東京03-3888-××○○へ電話を かける場合は、00-81-3-3888-××○○です。

    (日本へは、1分につき12kr。ホテルの部屋の電話からかけるとさらに高くなります。)

    緊急時

    「112」をダイヤルし、「警察(ポリース)Polis」、 「火事(ブラン)Brand」「 救急車(アンブランス)Ambulance)」等必要なものを告げてください。英語も大抵通じるので単語でも良いですから必要な情報を伝えましょう。緊急の場合は、日本同様、公衆電話でもコインなしでかけることができます。

    在スウェーデン日本大使館 (Sweden Embassy of Japan)

    Ga”rdesgatan 10 S-115 27 Stockholm Sweden
    Tel: +46-(0)8-5793-5300 Fax: +46-(0)8-661-8820
    在スウェーデン日本大使館ホームページ

    ストックホルム・救急医療電話サービス(24 時間受付)

    Tel:08-644-9200

郵便

    日本への郵便料金は、航空便でハガキおよび手紙20グラムまで、ともに10krです。

    大きなホテルのコンシュルジュやフロントの人に頼むと大抵出してくれます。

    ホテルや売店で切手を買って、ポストに投函してもよいでしょう。2002年に改正された制度により、スーパーやガソリンスタンドや売店などでも郵便物を扱うようになりました。
    営業時間中なら、郵便物取り扱いのマークの付いたスーパーやガソリンスタンド、売店で郵便物を受け付けてくれます。宛名は日本語で書いても大丈夫です。その際、「BY AIR」または「AIR MAIL」と「JAPAN」の文字を赤色等のペンでローマ字で目立つように書くのを忘れないようにしましょう

    郵便局の営業時間

    月~金曜9:30~18:00 土曜は10:00~13:00 日曜・休業

    ストックホルム中央駅構内郵便局

    月~金曜 9:00~20:00
    土曜 10:00~16:00
    日曜・祭日 10:00~16:00

スウェーデン国内の交通

    南北に細長いスウェーデン。人口は南部に集中していて、鉄道及びバスの路線が網の目のように拡がっているので、移動は鉄道もしくはバスが便利です。北部へは距離もある上、鉄道もぐっと本数が少なくなるので、飛行機が便利でしょう。
    キルナやルレオーといった町まで飛んでそこからレンタカーやバスで移動するのが賢明です。

    鉄道

    150年の歴史を誇るスウェーデン国鉄(SJ)が主に南部を中心とした国内および国際路線を運営しています。マルメ、ヨーテボリ、カルマルとストックホルム間を結ぶ本数は特に多く便利です。2006年現在、営業キロ13388キロメートル。

    スウェーデン国鉄の誇るX2000の乗り心地は最高です。値段もインターシティ以上に高いですが、快適にあなたをストックホルムからヨーテボリやファールン、そして橋で結ばれているデンマークのコペンハーゲンまで連れて行ってくれます。

    北部はコネックスという会社が路線を持っていて、ストックフォルムやヨーテボリとルレオやノルウェーのナルヴィクなどを結んでいます。

    [切符の買い方]
    ◎オンラインで購入
    スウェーデン国鉄のホームページからオンラインで予約することができます。。

    スウェーデン国鉄ホームページ(英語)

    切符の受け取りは33箇所の SJ トラベルショップや400以上のトラベルエージェンシー、その他セブンイレブンなどのコンビニでも受け取ることが出来ます。自動発券機でも。

    予約ページ(英語)

    ◎現地で購入
    駅に行って、まずカウンターのそばにある機械から、順番待ちの番号札を受け取ります。大きな駅の場合は、国際線や国内線など行き先によってカウンターが分かれていることもあるので確認しましょう。

    電光掲示板に自分が取った札の番号が表示されるか、もしくはその番号が呼ばれたら、指定されたカウンターに行き、乗りたい列車の行き先と日時、クラス(一等(1klass)、二等(2klass)など)枚数などを伝えます。

    英語が通じますが、あまり自信がない場合には、あらかじめ紙に書いておいて、渡してもよいでしょう。親切に探してくれます。混んでいるシーズン以外には大抵希望の列車に乗ることができます。満席の場合は第二希望などを伝えます。スタッフの方で空いている列車(またはクラス)を教えてくれることもあります。

    切符を受け取ったら、確認しましょう。日時、クラス、客車番号、値段などが表示されているので、間違いがないかよく見てください。判らないことは、カウンターのスタッフや駅の係員に聞きましょう。ヨーロッパの列車のほとんどが時間になるとベルも鳴らさずに、走り出すので、どの番号が、客車や座席を表しているのかをあらかじめ確認しておくと、乗車のときにあわてなくてすみますよ。支払いは、クレジットカードがスムースです。

    中央駅は混雑していて待たされることもしばしば。特に夕方の時間は長蛇の列が出来ています。とはいえ、開いているカウンターも多く、意外とスピーディなので、入り口を入って左側にある電光掲示板の数字を始めに見てげんなりしたほどには体感的に時間はかかりません。勿論、発車間際の購入は危険なので、少なくとも前日までに購入は済ませたいものです。

    基本的に、普通列車は予約なしで乗れることも多いようです。新しい車両には、各座席の荷物棚の表示窓に、予約状況が表示されています。駅名が表示されていたら、その席は、その駅まで予約が入っています、という意味。
    車掌さんに確認するとより確実です。

    飛行機

    スカンジナビア航空やブラーテンズ・リージョナル・エアラインズなどの各航空会社の便が、首都ストックホルムと各都市を結んでいます。地方都市間を結ぶ便はとても少ないです。

    SASスカンジナビア航空 TEL08-7970000 FAX08-7971603
    SASホームページ

    BRA TEL0771-44 00 10
    BRA・ホームページ(英語)

    バス

    ヨーロッパ各地を結ぶユーロラインズのほか、国内をスウェブス社Swebus、スヴェンスカ・ブス社Svenska Buss、北部中心に路線を持つユーブス社Ybussのバスが走っています。

    [時刻表とチケットの購入]
    チケットはオンラインまたはバスターミナルにあるチケット売り場で購入できます。支払いにはクレジットカードも使えることが殆ど。時刻表なども置いてあるので路線や発車到着時刻を確認してから選択購入するのがよいでしょう。
    小さな町でチケット売り場に人が居ない場合や売り場がない場合、田舎の道で乗る場合は、運転手から直接購入します。その際も路線はあらかじめ確認しておきましょう。各路線の始発終着都市のターミナルに時刻表が貼ってあるか置いてあります。

    スウェブス社Swebus TEL(08)5463-0000
    スウェブス社ホームページ

    スヴェンスカ・ブス社Svenska Buss TEL(0771)67-6767 
    スヴェンスカ・ブス・ホームページ

    ユーブス社Ybuss TEL(0771)33-4444
    ユーブス・ホームページ

スウェーデン入国時の持ち込み制限

    1700krまで免税で持込可能です。カメラ、ビデオ、釣竿やゴルフ道具など旅行中に使用するものは免税で持ち込めます。その他、旅行期間中に消費する食料は自由に持ち込むことができますが、生肉や肉加工製品は持込みが禁止されています。薬品や化粧品は、旅行中に使用するものであれば特に制限はありません。

    酒、アルコール類

    スピリッツは1リットルとワインは2リットルまたはワイン2リットル、ビール2リットルまでのいずれかを免税で持ち込めます。

    タバコ

    紙巻タバコ200本まで、細巻の葉巻100本、葉巻50本、きざみタバコ250グラムのいずれかです。

    通貨の持ち込み

    外貨の持込みやスウェーデン・クローナの持ち出しの制限は特にありません。

免税ショッピング

    グローバル・ブルーの加盟店(下のようなシールが貼ってあるはずです)で買い物をした場合、免税になります。スウェーデンの場合、付加価値税が12%~25%です。加盟店一店舗あたりの購入金額合計が200スウェーデン・クローナを超えると、品物購入金額の13%~最大で17.5%が免税となり還付されます。

    手続きの流れ

    お店で

    商品を購入するお店で、支払い時に旅行者である事を申し出、パスポートを見せ、レシートが添付されたリファンド・チェックを作成してもらいます。パスポートを携帯していないと、書類を作成してもらえないので、免税予定で買い物をする際は必ずパスポートを持参してくださいね。

    (商品は最終的にスウェーデン、もしくはEU加盟国外に出るときまであけてはいけません。注意してください。)

    出国時

    スウェーデンもしくは、EU加盟国からの最終出国空港(港)の税関で商品を見せて、お店で貰った書類に税関のスタンプを押してもらいます。
    その後指示されたキャッシュ・リファンド・カウンターの窓口で換金してもらうだけです。日本でクレジットカードの口座で受け取ったり、グローバルリファンドの日本支社のカウンターで換金してもらうこともできます。

    ストックホルム国際空港(アーランダ空港)から日本へ帰国する場合

    ターミナル5の2階、チェックインカウンターの並びに、書類を提出するための税関の窓口があります。
    窓口にお店で貰った書類を提出し、スタンプを押してもらいます。時々、商品を見せるように言われることもあるので、チェックイン前に手続きを行いましょう。
    (スタンプの受領期限は、商品を購入した月の末日より3ヵ月以内となっています。)

    その後、出発ロビー(トランジット・エリア内)にあるキャッシュ・リファンド・カウンター(払い戻しカウンター)、または銀行の窓口にリファンドチェックの書類を提出します。手数料がかかりますが、上記のようにクレジットカード口座への振り込みも可能です。また銀行小切手で自宅に郵送してもらうこともできます。スウェーデンではそれ程厳しくありませんが、国によってはローマ字以外の記名を認めていないところもあるので、書類の住所と名前はローマ字で正確に記入しましょう。(リファンドチェックの書類の有効期限は商品を購入した日より4ヵ月以内です。)

    または日本へ帰国後、成田国際空港と関西国際空港にあるキャッシュ・リファンド・カウンターで日本円で受け取ることもできます。(日本で手続きが行えるのは、グローバル・ブルー社加盟店のみです。)

    スウェーデン出国後、ほかのEU加盟国を旅行してから帰国する場合

    一番最後にEU加盟国を出国する時にまとめて手続きして税金の還付を受けることになるので、スウェーデンでの手続きは必要ありません。最終出国地で、旅行した国の分をまとめて計算してくれるので安心しましょう。

    VAT(付加価値税)払い戻しの問い合わせは、グローバル・ブルー社(グローバルブルー カスタマーセンター(日本語可)営業日時:月曜日~金曜日 午前10時~午後7時 TEL:03-4530-3623)
    http://www.globalblue.com/

    【国内のキャッシュ・リファンド・カウンター】

    成田国際空港

    第1ターミナル 毎日8:30~16:00
    第2ターミナル 毎日8:15~18:30(フライトスケジュールによって変更あり)

    関西国際空港 毎日8:30~18:30(元日を除く)

    TAXリファンド参考サイト:http://www.otoa.com/gallery/useful/tax_refund/page11.php

    スウェーデンの水

      基本的に水道水は飲んでも問題はありません。ただ、なれない水でお腹をこわす可能性のある方はミネラルウォーターを購入する方がよいでしょう。
      ガス入りとガスなしがあるので、好みがある場合には確認してから買うのを忘れずに!

    電圧とプラグ

      電圧は220V、周波数は50Hz。日本から持って行く電気製品を使用するには変圧器および変換プラグ(プラグは丸2ピンのB、Cタイプ)が必要ですが、
      最近の小型家電(ノートパソコンやデジカメの充電器)などは240Vまで対応しているものも多いので、確認してみてください。電圧が対応していれば、変圧器は持っていく必要がなく、変換コネクタは今、軽くていいのがあるので、荷物が軽くなりますよ!

    スウェーデンの特産品とお土産

      ガラス製品

      世界的に有名なブランド、コスタボーダやオレフォスを始め美しい品がたくさんあります。

      お酒

      スウェーデンウォッカ「アブソルート」は世界中で飲まれているブランドです。