2024年10月11日
北欧 旅の基本情報ノルウェーの基本情報

ノルウェー 旅の基本情報

公開日:2007年6月1日   最終更新日:2023年5月26日 Hokuo Guide

ノルウェー Kingdom of Norway 旅の基本情報

旅券と査証

最初の入国の日から数えて180日の間で、最大90日間の滞在ならヴィザ(査証)は必要ありません。(180日間の間に何度か出入りする場合は念のために大使館に問い合わせてください。)

入国時に必要なパスポートの残存期間は滞在日数以上となっています。スカンジナビア各国間の移動の際、国境での検査はなく基本的に手続きも必要ありませんが、パスポートは常に携帯しておくようにしましょう。

在日ノルウェー大使館

〒 106-0047 港区南麻布5-12-2 Tel: 03-6408-8100 03-3440-2611

大使館 開館時間:平日(月-金)9:00-12:30、13:30-17:00

査証・許可証手続き、領事関連
面会時間(要予約) 平日(月-金) 10:00-12:00、14:00-16:00
TEL: 03-6408-8100
FAX: 03-6408-8191
E-mail:consular.tokyo@mfa.no

土曜・日曜および、日本・ノルウェーの祝祭日休館

在ノルウェー日本大使館 (Norway Embassy of Japan)

Wergelandsveien 15, 0244 Oslo, Norway.
Tel: (47) 2299-1600 Fax: (47-22) 44-25-05

在ノルウェー日本大使館ホームページ

ノルウェーの通貨

通貨の単位はノルウェー・クローネ(Krone)。国際表示(空港の両替等での表示)は「NOK」ですが、国内で普段使用されている表示は「kr」です。デンマーク、スウェーデンも「kr」なので、幾つかの国を訪問するときは混乱しないように注意しましょう。

クローネの下位補助単位はオーレ(Ore)で、1kr=100 oreです。
紙幣は50kr、100kr、200kr、500kr、1000krの5種類、硬貨は、50 ore、1kr、5kr、10kr、20krの5種類があります。日本円との交換レートは2015年6月現在、1ノルウェー・クローネ(1kr)=約13.96円です。

本日のレート

両替

空港の両替所や市内の銀行または郵便局で、日本円の現金もしくはトラベラーズチェックから簡単に両替できます。

また最近では、クレジットカードのキャッシングサービスが非常に便利です。使い方はATMにクレジットカードを挿入し、暗証番号を入力後必要な金額を選択するだけ。50クローネ、100クローネ等指示した金額が現地通貨で出てきます。オスロ中央駅の空港行きホームのそばに24時間稼動しているATMがあります。

言葉を交わさなくて良い等簡単な上、キャッシング利用の手数料と、現金などを両替した際の手数料を比較するとお得な場合もあり助かります。利用の際にはATMにVISAやMASTERなど使用可能な種類のクレジットカードのシールがある事を確認してください。北欧諸国は治安に問題はありませんが、暗証番号を入力する時、お金をおろす時は、背後には十分気をつけてください。

銀行の営業時間(おおよその目安)

月~金曜 8:15~15:00 木曜日8:15~17:00
土・日曜 休業

空港両替所の営業時間

オスロ国際空港(ガルデモーエン空港)
月~金曜 8:00~21:00 土曜 8:00~20:00 日曜 10:00~22:00

電話

ノルウェーに限りませんが、一般的にホテルの部屋から電話をかけると、通話料のほかに交換手数料をとられるので割高です。ロビーや町の公衆電話からかけるほうがよいでしょう。空港や大きな駅などまだ限られた場所にしかありませんが、クレジットカードが使用可能な電話もあります。KDDIなどが発行している国際電話カードも割安です。その他現地のテレフォンカードも、駅キオスクなどの売店で購入することができます。料金は40、90、100、140krの4種類です。

ノルウェー国内で市内通話に必要な最低料金は5kr(ノルウェー・クローネ)。1、5、10および20krの硬貨が使用可能です。

公衆電話はコイン用とテレホンカード用があります。

電話のかけ方は基本的に日本と同様で、まずコインを入れてから、ダイヤルします。おつりは出てこないので小銭を用意しましょう。

ノルウェー国内電話

ノルウェーには市外局番がなく、国内はすべて8桁で統一されています。レストランに予約を入れたりする際は、8桁の番号をダイヤルするだけ。

ノルウェーから国際電話

国際電話は一般電話や公衆電話からもかけることができます。

ノルウェーから日本への直通電話のかけ方

国際電話をかける場合はダイヤル直通00です。日本の国番号「81」の後、日本の市外局番の初めの0を取ってダイヤルします。例えば東京03-3888-××○○へ電話を かける場合は、00-81-3-3888-××○○です。(日本へは、1分につき約14kr。ホテルの部屋の電話からかけると、これよりさらに高くなります。)

緊急時

「112」が「警察politiet(ポリティエ)」、「110」が消防署(火事、brannstasjonブランスタショーン)、「113」が救急車(ambulansenアンビュランセン)を呼ぶ為の番号です。英語も大抵通じるので単語でも良いですから必要な情報を伝えましょう。緊急の場合は、日本同様、公衆電話でもコインなしでかけることができます。

在ノルウェー日本大使館 (Norway Embassy of Japan)

Wergelandsveien 15, 0244 Oslo, Norway.
Tel: (47) 2299-1600 Fax: (47-22) 44-25-05

在ノルウェー日本大使館ホームページ

オスロ・ 救急医療センター(24時間受付)

Tel:22-11-80-80

郵便

日本への郵便料金は、航空便でハガキおよび手紙20グラムまで、ともに12krです。

郵便局の窓口のほか、大きなホテルでもコンシュルジュやフロントの人に頼むと大抵出してくれます。

郵便局やホテル、売店で切手を買ってポストに投函してもよいでしょう。宛名は日本語で書いても大丈夫です。その際、「BY AIR」または「AIR MAIL」と「JAPAN」の文字を赤色等のペンでローマ字で目立つように書くのを忘れないようにしましょう。「A-Prioritaire,Par Avion」と印刷されたシールがある場合はそれを貼ります。

郵便局の営業時間

一般的な郵便局の営業時間。(都市部の大きな郵便局などは、営業時間が長い場合もあります。)

月~金曜 9:00~17:00
土曜 9:00~13:00(局によってかわります)
日曜 休業

小包

日本宛てに小包を送る場合は、航空便、船便のエコノミー便、EMS便などの選択肢があります。
日本までの所要日数のおおよその目安は、航空便で、1~2週間、エコノミー便で約1ヶ月、EMS便で3~4日程度です。

宅急便

ノルウェーでも、アメリカやヨーロッパで主流のDHLやFedExなどの国際宅急便を手軽に利用できます。運賃は郵便で送る場合よりも割高ですが、配送追跡サービスがあったり、保険を掛けることもでき、早くて安心感もあるので、大切なものを送りたい場合や確実に届けたい場合は、国際宅急便を利用するのもおすすめです。

FedEx Norway http://www.fedex.com/no_english/(英語)

DHL Oslo

Gneisveien 3
2020 Skedsmokorset

電話: 810 01 345
営業時間: 
カスタマーサービス: 月曜日~金曜日 07: 30 – 17:00
サービスポイント: 月曜日~金曜日 07:00 – 20:00 (Last drop off 18:00)

ノルウェー国内のDHLオフィス一覧

別送品を送る場合は、宅急便会社からもらう別送品申告書とパスポートのコピーを用意しましょう。申告書がないと日本で荷物を受け取る際に輸入扱いとなり関税がかかる場合もあります。

ノルウェー国内の交通

ノルウェーは長く複雑に入り組んだ海岸線を持ち、また国土の六割以上が山岳地帯なので鉄道の通っていないところも多く、飛行機やバスの移動が便利です。鉄道の車窓からの眺めは素晴らしいので、鉄道が走っている都市間ではこれを利用すると旅の素敵な思い出になるでしょう。

飛行機

スカンジナビア航空(SK)や、2004年にそのスカンジナヴィア航空に合併されて系列会社になったブローテン航空SASBraathen (BU)、これもSASグループのヴィデロー航空Wideroe(WF)などの各航空会社の便が、首都オスロと国内の各都市地域を結んでいます。またヨーロッパ各国に格安便を飛ばしているNorwegian航空もオスロとトロンヘイム、トロムソ、ベルゲンなどを結ぶ便を運行しています。

SASスカンジナビア航空 TEL 91-505400
SASホームページ

ブローテン航空 TEL 91-505400
ブローテン航空・ホームページ

ヴィデロー航空 TEL 81-001200
ヴィデロー航空・ホームページ

ノルウェー・エアシャトル Norwegian Air Shuttle
Norwegian Air Shuttle 航空・ホームページ

バス

国際線を含む長距離バスはノルウェー・ブスイクスプレス社によって運行されています。その他、Boreal社を始め各社が各都市間や周辺地域を網の目のように結んでいます。
値段も同じ区間であれば各社あまり差はありません。北部の路線などは冬になると本数が減ったり運休になったりするので注意が必要です。

トロンヘイムとラップランドの入り口ボードーの間はバス路線がないので鉄道もしくは飛行機を利用することになります。

基本的に予約なしで乗れますが、ハイシーズン(6~8月)はヨーロッパ中から観光客が集まることもあって混雑する可能性があるので、確実に乗るためにはあらかじめ予約をするのが賢明です。

時刻表とチケットの購入

チケットはオンラインまたはバスターミナルにあるチケット売り場で購入できます。支払いにはクレジットカードも使えることが殆ど。時刻表なども置いてあるので路線や発車到着時刻を確認してから選択購入するのがよいでしょう。

小さな町でチケット売り場に人が居ない場合や売り場がない場合、田舎の道で乗る場合は、運転手から直接購入します。その際も路線はあらかじめ確認しておきましょう。各路線の始発終着都市のターミナルに時刻表が貼ってあるか置いてあります。

ノルウェー・ブスエクスプレス
TEL 81-544444(ノルウェー国内)82-021300 (海外から)
ノルウェー・ブスイクスプレス・ホームページ

Boreal社 TEL 78-407000
Boreal・ホームページ

バスパス

ノルウェー・ブスイクスプレスが発売している外国人旅行者向けのパスがあります。国内の同社の路線が乗り放題になるもの。オスロなどのバスターミナルやガーデモーエン国際空港の同社オフィス窓口で購入できます。詳しくは同社ホームページから。

鉄道

ノルウェーに初めて鉄道が通った1854年以来、ノルウェー国鉄(Norges Statsbaner(NSB)が国内および国際路線を運営しています。
2006年現在、営業路線総延長、4087キロメートル。

切符の買い方
オンラインで購入

ノルウェー国鉄のホームページからオンラインで予約することができます。

ノルウェー国鉄ホームページ(英語)

現地で購入

駅に行って切符を購入する場合は、まずカウンターのそばにある機械から順番待ちの番号札を受け取ります。大きな駅の場合は国際線や国内線など行き先によってカウンターが分かれていることもあるので確認しましょう。

電光掲示板に自分が取った札の番号が表示されるか、もしくはその番号が呼ばれたら、指定されたカウンターに行き乗りたい列車の行き先と日時、クラス(一等、二等など)枚数などを伝えます。

英語が通じますが、あまり自信がない場合にはあらかじめ紙に書いておいて渡してもよいでしょう。親切に探してくれます。混んでいるシーズン以外には大抵希望の列車に乗ることができます。満席の場合は第二希望などを伝えます。スタッフの方で空いている列車(またはクラス)を教えてくれることもあります。

切符を受け取ったら、確認しましょう。日時、クラス、客車番号、値段などが表示されているので、間違いがないかよく見てください。判らないことは、カウンターのスタッフや駅の係員に聞きましょう。

ヨーロッパの列車のほとんどが時間になるとベルも鳴らさずに、走り出すので、どの番号が、客車や座席を表しているのかをあらかじめ確認しておくと、乗車のときにあわてなくてすみますよ。支払いは、クレジットカードがスムースです。

切符は駅にある自動券売機でも購入できます。

ノルウェー入国時の持ち込み制限

カメラ、ビデオ、釣竿やゴルフ道具など旅行中に使用するものは免税で持ち込めますが出国時に持ち帰る事が必須条件です。薬品や化粧品は、旅行中に使用するものであれば特に制限はありません。酒類持ち込みは20歳以上、タバコは18歳以上です。

酒、アルコール類

スピリッツは1リットルとワイン1リットルとビール2リットル、またはワイン2リットル、ビール2リットルまでを免税で持ち込めます。

タバコ

紙巻タバコ200本まで、きざみタバコ250グラムのいずれかです。

通貨の持ち込み

2万5000ノルウェー・クローネ相当まで持ち込みが許されています。

免税ショッピング

グローバル・ブルーの加盟店(下のようなシールが貼ってあるはずです)で買い物をした場合、免税になります。ノルウェーの場合物品には付加価値税が25%、食品には11%かかります。加盟店一店舗あたりの購入金額合計が物品315ノルウェー・クローネもしくは食品285ノルウェー・クローネを超えると、例えば税率25%の品物の場合、品物購入金額の11%~最大で19%が免税となり還付されます。

手続きの流れ

お店で

商品を購入するお店で、支払い時に旅行者である事を申し出、パスポートを見せ、レシートが添付されたリファンド・チェックを作成してもらいます。パスポートを携帯していないと、書類を作成してもらえないので、免税予定で買い物をする際は必ずパスポートを持参してくださいね。

ノルウェーは現在EUに加盟していないので、オスロ空港から出国する場合は出発ターミナル、トランジット・ホール内にあるキャッシュ・リファンド・カウンターで換金してもらいます。
ノルウェーの後にスカンジナビア諸国を旅行する場合は最終出国地の空港(港)の税関で換金の手続きをしますが、税関のスタンプが必要です(商品はノルウェー、もしくはスカンジナビア諸国から出るときまであけてはいけません。注意してください。)

出国時

ノルウェーもしくは、スカンジナビア諸国からの最終出国空港(港)の税関で商品を見せて、お店で貰った書類に税関のスタンプを押してもらいます。
その後指示されたキャッシュ・リファンド・カウンターの窓口で換金してもらうだけです。日本でクレジットカードの口座で受け取ったり、グローバルリファンドの日本支社のカウンターで換金してもらうこともできます。

VAT(付加価値税)払い戻しの問い合わせは、グローバル・ブルー社(グローバルブルー カスタマーセンター(日本語可)営業日時:月曜日~金曜日 午前10時~午後7時 TEL:03-4530-3623)
https://www.globalblue.com/

【国内のキャッシュ・リファンド・カウンター】

成田国際空港

第1ターミナル 毎日8:30~16:00
第2ターミナル 毎日8:15~18:30(フライトスケジュールによって変更あり)

関西国際空港 毎日8:30~18:30(元日を除く)

ノルウェーの水

国土の六割を占める山岳地帯とフィヨルドの入り組むノルウェー、基本的に水道水は飲んでも問題はありません。ただ、なれない水でお腹をこわす可能性のある方はミネラルウォーターを購入する方がよいでしょう。ガス入りとガスなしがあるので、好みがある場合には確認してから買うのを忘れずに!

電圧とプラグ

電圧は230V、周波数は50Hz。日本から持って行く電気製品を使用するには変圧器および変換プラグ(プラグは丸2ピンのB、Cタイプ)が必要ですが、最近の小型家電(ノートパソコンやデジカメの充電器)などは240Vまで対応しているものも多いので、確認してみてください。電圧が対応していれば、変圧器は持っていく必要がなく、変換コネクタは今、軽くていいのがあるので、荷物が軽くなりますよ!

ノルウェーの特産品とお土産

ノルウェー・スモークサーモン

北の海で揉まれてすこぶる味の良いノルウェー産のサーモンは世界中に輸出されています。

ノルウェー・セーター

冬の長い北欧は刺繍や編み物がさかん。ノルウェーのセーターも素敵なものが沢山あります。


冬のノルウェー オスロ

ノルウェー関連情報・ノルウェーの役立ちサイト

ノルウェー王室:The Royal House of Norway

ノルウェー国会:The Storting

内閣と省庁:The Norwegian Government

司法制度:Norway’s courts

駐日ノルウェー大使館:駐日ノルウェー大使館

オスロ オフィシャルトラベルガイド:Visit Oslo

統計資料ノルウェー・データ:Facts about Norway

Visit Norway オフィシャルトラベルガイド:Visit Norway オフィシャルトラベルガイド

Norway Festivals:Norway Festivals

Norway Trade Fairs:Norway Trade Fairs