ストックホルムの風景

冬の夕暮れのストックホルム

メーラレン湖と「水の都」ストックホルム

バイキングの時代にはバルト海と続く湾であり、船で奥部まで航行できたという「メーラレン湖」は、氷河期の終わり頃、陸地の上に乗っかっていた重たい氷河(厚い所では3000メートル以上)が後退したことによりその反動で陸地が隆起し、形作られたといわれる湖で、その後も続いた隆起によりセーデルテリエ運河とリッダーフィヨルド湾の口が浅くなり、いつしか「湾」が現在のような姿になったという湖です。

その面積は約1140平方キロメートルで、スウェーデンでは三番目の大きさ。(琵琶湖が面積約670平方キロメートルなので、その広大さが分かります。)数々の小島が点在し、鳥や動植物たちが暮らす自然豊かな、そんな「メーラレン湖」の東部分の湾一帯に位置するのが、スウェーデンの首都「ストックホルム」です。13世紀の中頃、中世スウェーデンの貴族であったビルイェル・ヤールが、現在「ガムラスタン(Gamla stan)」と呼ばれる旧市街がある「スタツホルメン島」に小さな砦を築き、拠点としたのが「ストックホルム」の発祥といわれています。

バルト海から内陸へとメーラレン湖を通っていたバイキングたちは、湾内(メーラレン湖内)に幾つも点在する島々に拠点を築いていましたが、現在のストックホルムがあるあたりは通過点に過ぎなかったと推測されています。そんな場所をバルト海からメーラレン湖へと続く交通の要衝ととらえ、かつ周辺の貴族らを牽制し、バルト海沿岸の都市との交易の一大拠点とすべく砦が築かれたともいわれます。砦はいつしか町となり、やがて「ストックホルム」という名の一大都市へと発展しました。(ビルイェル・ヤールは「ストックホルム」を作った人物として、市内の通りや広場の名前にその名を残しているほか、記念碑なども建てられています。)

夏のストックホルム ストックホルム市庁舎からの眺め「水の都」であることがよくわかる風景 ストックホルム市庁舎からの眺め

そんなストックホルムの町としての最大の特徴はやはり「水」でしょうか。水とかかわりの深い都市は世界の各地にあり、そもそもが歴史のある都市の多くは輸送や移動の利便性もあって沿岸部や大きな川沿いに位置することが殆どですが、ストックホルムの場合は「水」との関わりが群を抜いており、実にストックホルム市内の30パーセントにあたる面積が運河であり、又の名を「水の都」「北欧のヴェネツィア」とも呼ばれます。市の中心部には「ストックホルム諸島」に属する14の小島も含まれ、市内のどこを歩いても少し進めば水が見えてくる、そんな「水」と密接なかかわりのある都市が「ストックホルム」なのです。

というわけで、今日はそんなストックホルムの美しい風景、水と共にある都市ストックホルムの町並みと、様々な風景をお届けしましょう。

ストックホルムの美しい風景

夏の夕暮れのストックホルム ガラムスタンの風景ストックホルムの夏の夕暮れ ガラムスタンの風景

ストックホルム ノルマルム地区ストックホルム ノルマルム地区

夕焼けとストックホルムの街並み夕焼けとストックホルムの街並み

夏のストックホルム ガムラスタン旧市街の風景夏のストックホルム ガムラスタン旧市街の風景

早朝のストックホルム早朝のストックホルム

夏のストックホルムの旧市街ガラムスタンのパノラマ風景夏のストックホルム 旧市街ガラムスタンのパノラマ風景

冬の夕暮れのストックホルム冬の夕暮れのストックホルム

冬の夕暮れのストックホルム冬の夕暮れのストックホルム

冬の夕暮れのストックホルム冬の夕暮れのストックホルム

冬の夕暮れのストックホルム冬の夕暮れのストックホルム