冬のアイスランドの風景
公開日:2018年8月22日 最終更新日:2019年5月13日 Hokuo Guide
暖流と火山の地熱の影響で「氷の国」というその名前ほどには寒くはないアイスランド。とはいえ、それはあくまでアイスランドが位置する北緯64〜66度の「緯度の割には」という話であり、例えば夏のレイキャビクの平均気温が10℃台と、日本の感覚からいうと寒いことに変わりはありません。冬の訪れも早く、十月頃には雪が降り始め、翌年の四月の初めころまで寒くて長い冬が続きます。
でも、そんな長くて寒い冬がある国だからこそ目にすることができる美しい風景があるのもまた事実。幻想的なオーロラも空気が澄んでより美しく見えるのは冬ですし、冬にしか訪れることのできない「氷の洞窟」など、冬ならではの「スポット」でこそ目にすることのできる圧倒的な景観も沢山あります。
日本では目にすることのできない、一面雪や氷に覆われた荒々しくも静謐で雄大な大自然の風景は、一度目にしたら忘れられないもの。透明感と一筋の寂寥感が同居した美しい風景は、是非とも直接目で見て頂きたい絶景です。
というわけで、アイスランドの冬の風景の写真をご覧いただきましょう。
アイスランドの冬の風景
アイスランド南東にあるヨークルスアゥルロゥン(ヨークルサルロン湖)
アイスランドの北部アークレイリのそばに位置する湖 リョゥサヴァトン
アイスランド西部スナイフェルス半島(スナイフェルスネス)にある山 キルキュフェトル山(カークワフェル)とオーロラの風景
アイスランドで最も壮観な滝の一つゴーザフォス(ゴーザ滝)の冬の風景
冬のアイスランドをドライブする際の注意
冬のアイスランドをドライブする際には、雪と共に風に十分注意しましょう。道路と天候に慣れているはずの地元の人ですら立ち往生してしまうことがあるほどに、冬のアイスランドの道路状況は過酷になる場合もあります。1メートル前も見えない強風の前にあっては状況判断が遅れ、例え4WD(四輪駆動)の車であっても雪の深みにはまって動けなくなってしまい、レスキューに助けられることも珍しくありません。せっかくの楽しい旅行を台無しにしないためにも、出発前に出来る限りの最新情報(天気予報、道路状況など)を確認した上で、実際に道を走りながら掲示板や看板などに目を配り、通行止めや迂回路などを見逃さないように気を付けて、冬のアイスランドの絶景を楽しんでくださいね。
アイスランドをドライブする際に役立つサイト:
The Icelandic Road and Coastal Administration