北欧の料理

北欧各国の料理・素材

魚介類

四方を海に囲まれているアイスランドを始めとして、長い海岸線や多くの島を持つ北欧の国々は、魚介の水揚高も多く、新鮮で種類も豊富。

たらやサーモン、さば、エビなど日本に入ってきているものも沢山あります。勿論日本には冷凍で。現地では新鮮さが違います。北欧に行ったなら、美味しい魚介を食べない手はありません。

調理法はいわゆる焼く、茹でる、煮る、揚げるの他、蒸したり燻製にしたり干したり塩漬けにしたり酢漬けにしたり等色々です。特ににしんなどの青魚のたまねぎなどとマリネにしたものは北欧諸国どこでも食べられていて、使われる材料や調味料、ハーブなどにより色々な種類があります。

夏のフィンランドやスウェーデンの風物詩といえば、ざりがに。大量にボイルしたものにディルを散らしパンに載せ、スナップス(シュナップス、火酒)やビールと共に頂きます。小さいので、何匹か食べたくらいでは、お腹一杯にはなりませんが大人も子供も小さな殻をこじ開けて身をほじくりだすのにもう夢中!毎年これだけを楽しみに生きている人もいるとかいないとか。

肉、乳製品類

また、酪農がさかんなデンマークを始めとして、乳製品の味にも定評があり、乳製品や肉を使った多種多様なレシピもあります。フィンランド、スウェーデン、ノルウェーではトナカイも食べられており、スーパーでも普通に手に入ります。

アイスランドではなんといっても羊。特別な時には(レストランによっては常に食べられる所も)頭丸ごと焼いてゆでただけという驚きの品もあります。人によってはこの世で一番美味しいというこの料理、機会があれば是非食べてみたいものです。

パン、穀類

一般的にパンも美味しいものが多く、特にライ麦を使ったパンは感動的なまでに美味しいものも。フィンランドには日本の有名パン屋さんから職人さんが、長期で修行に訪れるというお店もあります。

全般的に見て、家庭においてもレストランにおいても(勿論各家庭やレストランによって差はありますが)、どの国の料理も素材を生かしたシンプルかつ滋味深いレシピが主流。ハーブを使った香りの高い品も豊富です。市場やスーパーに行けば新鮮な素材が手に入るので、作り手もモチベーションが高いのでしょう。

各国料理・レストラン

伝統的、歴史的に関係の深い北欧の国々、各国料理を謳う一流レストランのレシピや味付けも基本的にどれ程大きな差はないようです。本流があり、それぞれアレンジを加えながらそして外からの影響も受け、国ごと地域ごとに多少の差が出てきた、という印象でしょうか。

特に、フランス料理やイタリア料理の影響が随所に見られます。影響を受けつつ、各国の料理として確立してきているのでしょう。特にノルウェー料理界は、国際コンテストでフランスを押さえ優勝したシェフも居て、今とても勢いがあるようです。